深夜、寝起きに腕の感覚がないハネムーン症候群の恐怖 | コップのお話
 

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深夜、寝起きに腕の感覚がないハネムーン症候群の恐怖

 
Glass Story

寝起きに腕の感覚がない、通称「ハネムーン症候群」と言われる症状があります。

仕組みは簡単で、寝相の関係などで腕を圧迫した状態のまま眠っていると、次第に血流や神経の流れが滞って、朝起きた瞬間、麻痺していることに気づく。

このとき麻痺するのが、肩から指先まで走っている橈骨神経で、正式名称は疼痛神経麻痺なのですが、ハネムーン症候群と言われるゆえんは、新婚の夫婦が腕枕をしたまま眠ることで寝起きに生じる、ということからだと言います。

 

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画像 : テニス肘の痛みは実は神経の方だったりして?

 

先日、この「ハネムーン症候群」を初めて体験しました。

残念ながら別に腕枕をしていたわけでなく、単純に寝相の問題でした。

深夜、まるで薄目で夕暮れ時の街を眺めているみたいな具体的な夢を見て、ふいに目が覚めると、視界にぼんやりと灯りのともった白熱球が浮かぶ。

意識もまだ朦朧と、夢の続きのような感覚で、体を起こすと、ある恐ろしい違和感に気づきました。

薄闇のなかで、自分の左腕がだらりと力なく垂れ落ち、腕の感覚がない、目の前にあるのに、ない、肩から先が一切存在しない、といった感覚に陥りました。

終わった。

寝起きで頭がまだはっきりとしないことや、不随になる心当たりが脳裏を過ぎったことで、その瞬間は恐怖と絶望とパニックでいっぱいでした。

しかし、数分ほどで次第に感覚は回復し、今でも若干左手のほうが感覚が鈍いですが、ほぼ元どおりになりました。

指先が震え続けたり、内臓がおかしな動きをすることはあっても、「体がない」という感覚は初めてだったので強烈な印象を残した体験でした。

 

ちなみに、このハネムーン症候群は、長い場合、数ヶ月は治らないそうです。

それでも、基本的には、ゆっくりと回復していくものだと言うので、予防も含めて、生活環境を見直したり、軽いマッサージや体を温めて血行を良くすることを心がけましょう。

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2016-05-25 | Posted in からだと自然