心の傷を隠す仮面 − ananの健康特集"カラダの声を聞きなさい" | コップのお話 〜体と心と自然の物語〜
 

からだと自然

心の傷を隠す仮面 − ananの健康特集“カラダの声を聞きなさい”

 
Glass Story

縦棒  ananのムック本

雑誌ananのムック本で健康の特集が組まれていて面白かったので、内容の一部を簡単に紹介したいと思います。

副題は「カラダの声を聞きなさい」というもので、整体やヨガ、漢方、呼吸法、禅の所作などから体のことを、また感情や認知のチェックシートによって心の癖を把握するといった風に、心身ともに自分を見つめ直すことのできる内容となっています。

雰囲気としては、アスリート的なストイックさというよりも、地に足をつけて自分らしく生きていくための緩やかな方法といった感じでしょうか。

 

 

縦棒  心の傷と仮面

たとえば序盤では、心の傷が体調ふくめ体にどのような特徴をもたらすか、といったことが紹介されています。

ココロの傷は、例えばあなたが指に受けた傷とまったく同じなのです。でもあなたは、その傷をしっかりと手当てせず、ただ単に絆創膏を巻いただけで済ませ、まるでその傷がないかのように振舞っています。

〈仮面〉というのは、ちょうどこの絆創膏のようなもの。でも、誰かが傷を受けた指に触れるたびに痛むのです。

anan SPECIAL カラダの声を聞きなさい (マガジンハウスムック)

こうした子供の頃に負った心の傷は、身体的な特徴や体調の変化、心の癖のような「仮面」となってメッセージを発すると言います。

そして、その心の傷というのは、「見捨て」「拒絶」「侮辱」「裏切り」「不正」の五つに分かれ、それぞれ「依存する人」「逃避する人」「マゾヒスト」「操作する人」「頑固な人」という仮面で覆い隠すのだそうです。

 

□ 見捨て(傷) → 依存する人(仮面)


PR


自分の異性の親との関係性のなかで、期待した愛情が受けられなかったことなどによって生じる傷。そのため孤独を恐れて、常に他人の関心を求める。

 

fullsizer-3

 

 

□ 拒絶(傷) → 逃避する人(仮面)

自分の同性の親との関係性のなかで、拒絶や否定をされたと思い込んだ経験からできる傷。想像の世界に逃げ込み、いい子で大人しく過ごしてきたタイプ。

 

fullsizer-2

 

 

□ 侮辱(傷) → マゾヒスト(仮面)

両親との関係性のなかで、幼い頃に五感の喜びを侮辱されて苦しんだ経験に由来する傷。自己を抑圧し、他人に尽くすようになっていく。

 

fullsizer-4

 

 

□ 裏切り(傷) → 操作する人(仮面)

幼少時代、異性の親に、利用されたり嘘をつかれたり約束を破られたといったことが傷となり、力を手に入れて操作する側になろうとする。

 

fullsizer-5

 

 

□ 不正(傷) → 頑固な人(仮面)

同性の親に冷たくされて、その冷たさから自分の心を守るために感受性を自分から切り離し、知識や行動にこだわっているタイプ。

 

fullsizer-6

 

画像 : anan SPECIAL 「カラダの声を聞きなさい」

 

このような幼い頃の心の傷は、今も、その傷を隠すための〈仮面〉という形に姿を変えて、ときどき古傷の痛みのように激しさを増すこともある。

大切なことは、(目を背けたいかもしれませんが)まずはそういう自分の傷について知り、そうして、ゆっくりと癒していくことなのです。

 

 

縦棒  カラダの声

前半部分では、上に記したように、自分の心の傷と、そしてそれに付随するカラダの声に耳を傾けるということが中心になっているのですが、後半部分では、もう少し具体的な方法が紹介されています。

たとえば、家で一人でできるようなヨガや整体法、また漢方や日々の食事、睡眠、簡単な週末断食の方法など、網羅的で分かりやすい内容となっています。

カラダやココロが上手に動いてくれないときは、いったん立ち止まって整理し、その声に耳を澄ませてみてはいかがでしょうか。

 

anan SPECIAL カラダの声を聞きなさい (マガジンハウスムック)

anan SPECIAL カラダの声を聞きなさい  / マガジンハウス

 

まずは、からだを整える (私のカントリー別冊)

まずは、からだを整える  / 主婦と生活社

0
2016-11-29 | Posted in からだと自然