人生100年、という神話(嘘)Ⅱ | コップのお話 〜体と心と自然の物語〜
 

ぼんやりとおもうこと

人生100年、という神話(嘘)Ⅱ

 
Glass Story

経済成長は永遠だとか人口は減少しないという神話(嘘)を前提に構築された社会保障制度、その穴埋めを委ねられた、人生100年時代の到来、という新しい嘘。

もうこれ以上経済成長もしない、人口も減少していく、という「想定外」の展開に、前提が狂った。

しかし、間違っていたのだから軌道修正しよう、と今さら考えられず、生贄を捧げ、祭り事を焚きつけ、そうして補填するための次の神話を練り上げる。嘘を立ち上げる。

それが、「人生100年時代」という物語。

平均寿命100歳、人生が100年になる時代が到来する、という嘘。

これは、昭和の古き良き生活を保ちつつ近代医学で延命的な方法を施す、この二つが入り混じった一時的な現象に過ぎない。

今後は、急激に、むしろリバウンド的に平均寿命は下がっていく。

自らの傷を包み隠した、この神話も、呆気なく失敗に終わる。この嘘は、きっと悲しく露呈する。

その途轍もない失敗の末に、一体この国に何が残っているだろう。


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2017-01-18 | Posted in ぼんやりとおもうこと