春、イライラや怒りっぽいときの対処法 | コップのお話 〜体と心と自然の物語〜
 

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春、イライラや怒りっぽいときの対処法

 
Glass Story

春は怒りっぽい季節

春先は精神が不安定になりやすい季節。昔から自殺も3月、4月は一年で一番多い時期なんです。

不安になったり落ち込んだり、イライラしたり怒りっぽいといった精神状態が続く日々。

感情はどっと溢れ出すので、突然怒り出したり泣き出したりということも多いでしょう。どちらも、発散の仕方が違うだけで、感情が溢れ出していることには変わりありません。

上手に感情が吐き出せないひとは、じんましんや頭痛、嘔吐や胃痛など、身体的症状として溢れ出します。

春は溜まっていたものが溢れやすい時期なのです。

 

 

イライラや怒りっぽいときの対処法「ツボ」

春先のイライラや怒りっぽいときの対処法としては、まず神経を休めるのが一番です。

こうした症状は一つの「サイン」なので、その声に耳を傾けることが大切です。

自然に触れたり、頭を空っぽにしてぼうっとしたり、リラックスする時間を増やしましょう。

また目を休めることも重要です。

目は外界に直接触れる唯一の脳の機関と考えられるほど目からの刺激が脳疲労に直結します。よくスマホのLINE上で喧嘩になりやすいのも、この光のストレスが余計に暴力性を強めるのです。

あるいはツボなどのマッサージも効果的です。

足の親指と人差し指の骨の交わる部分に「大衝(たいしょう)」というツボがあります。

 

画像  :  イライラや不眠に効果があるツボ  太衝(たいしょう)

 

これは気の巡りが悪く特に頭痛をともなったようなイライラに効果的なので毎日習慣的に刺激しましょう。

爪楊枝を何本か輪ゴムで止めて、尖っていないほうで刺激してみて下さい。靄がかった視界が少し晴れると思います。

 

 

自分が変われば世界が変わる

イライラしている状態というのは、ちょうど神経の糸がピンと張り詰めたような状態です。

そのため、“ほんのちょっとの刺激”で、糸が「切れる(キレる)」のです。

だから、怒りっぽくなったり、反対に涙もろくなったりと、精神不安定になって感情が溢れ出す。このこと自体は、仕方がありません。

どうして泣くの、どうして怒るの、と抑えつけても、溢れ出るものは溢れ出る。抑えれば体に転嫁されるだけでしょう。「ことばが沈黙するとき、からだが語り始める(ルートヴィヒ・ビンスワンガー)」のです。

大切なのは、自分自身一度波が落ち着いたあとにどう思えるかです。

たとえば怒りとして発散させるタイプのひとは、“ほんのちょっとの刺激”が全部悪いのだと言って一切反省をしないかもしれません。

反省、というと言葉が強いかもしれませんね。

ただ、自分にもできることがあるな、と思えるかどうか(自分にできることを探そうとすると、相手の100%の非を自ら否定することになるから抵抗を抱くのです)。

勇気を出して「探そうとする」ことができるか。

それが重要であり、「大人」であり、その一つとして先ほど挙げた対処法があります。

これはよく「自分が変われば世界が変わる」という言葉でも表現されます。

大人か、子供か、の境目は、すぐに怒ったり泣いたりすることよりも、そのあとの「捉え方」にあるのです。

自分は絶対に間違っていないのだから自分は何一つ変える必要も工夫する必要もない、と頑なになってしまっているようなら、それこそが変わらなければいけない何よりの証拠です。

僕は15、6歳の頃、感情が溢れることもあれば、身体症状として溢れることもありました。

そのとき、よくトイレで泣きながら必死にツボを押していました。あの頃の僕はほんとに大人だったな、と今になって思います。

そんな風には誰も褒めてくれなかったので、今僕が過去にタイムスリップしたら偉い偉いと抱きしめてあげたいと思います。

春、感情が溢れる時期だからこそ、生き方と世界の捉え方を少し見直してみてはいかがでしょうか。

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2018-03-20 | Posted in からだと自然