からだと自然
東洋医学では、慢性的に寝違えを繰り返す原因は頭の使いすぎと食べすぎからくる内臓疲労

Glass Story
慢性的な寝違えの原因
先日、寝違えについて、「頭の使いすぎ」というのが原因のひとつだということを紹介しました(寝違えの対処法 − ツボ、野口整体、お風呂で温めることで自然治癒をうながす)。
一方で、東洋医学の世界では、こうした慢性的に寝違えを繰り返すときの根本的な原因として、この「頭の使いすぎ」以外に、消化器系を中心とした内臓疲労が関係する、という指摘もあります。
寝違えは、変な寝方のせいではありません。というか変な寝方のせいで寝違えるには違いないのですが、変な寝方は、寝違えの直接のきっかけではあっても本当の原因ではありません。
寝違えの基本的な原因は内臓の疲れです。
たとえば、寝違えによって首の左側を痛めている場合左側にある膵臓や胃が原因に、右側を痛めている場合は右側にある肝臓の疲労が原因になっているのです。
なぜ消化器系の臓器が寝違えの原因になるのかと言うと、内臓が疲労すると、その内臓の裏側である背中の張りや凝りといった反応として現れます(そのため、消化器系のツボの多くは背中にあります)。
筋肉は全身で繋がっているので、この背中の強い張りによって他の部分とのバランスが崩れたり影響を与え合ったりする。
そのため、甘いものの食べすぎなどで膵臓が疲れることによって背中の左側の筋肉がきゅっと収縮し、左肩や首の筋肉が引っ張られる。右側の場合も同様のことが起きます。
その結果、日常では意識的に真っすぐを向くことができでも、睡眠時には不自然な姿勢(「変な寝方」)になって、寝違えに繋がっていくのです。
こうした理由から、慢性的に寝違えを繰り返すようなときは、頭を休めること以外に、断食ないしは一時的に食事を減らすなど、疲労した内臓をいたわってあげると良いでしょう。
まとめ
さて、繰り返す寝違えの原因について、もう一度まとめてみます。
まず、暴飲暴食などの慢性的な内臓疲労によって、日常的に左(あるいは右)の背中が突っ張っる。
そして、背中の凝りや張りといった筋肉の硬直が連鎖し、かばうような形で不自然な姿勢(力んだ状態)となったまま、場合によっては引き金として頭を使いすぎたり考えすぎることで、行き場を失ったストレスや緊張、エネルギー(東洋医学では「気」と呼ばれる)が、首筋の過緊張や炎症となって現れる。
時期的にも、季節の変わり目や気圧の変化など体の緊張が増すときは注意が必要でしょう。
もし慢性的に寝違えが生じる、癖になっていて定期的に繰り返すといったようなときは、食べすぎや頭の使いすぎに気をつけてみて下さい。
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