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食物アレルギーや花粉症はいつから問題に? 戦前の日本にはなかった?

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縦棒  アレルギーはいつから問題に?

自分自身も含め、周囲に必ず一人や二人は食物アレルギーや花粉症、気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患を抱えたひとがいるのではないでしょうか。

花粉症だけでも、近年では日本人の人口の50%近くが罹患していると言われています。

こうしたアレルギー疾患に一度もかかったことがない、というひとは、もしかしたら特に若い世代にはほとんどいないのかもしれません。

なぜ、これほどの数の人々が花粉症や食物アレルギーなどのアレルギー疾患を患うようになったのでしょうか。

アレルギーは遺伝が原因という声もありますが、両親や祖父母はアレルギーを抱えているでしょうか。昔から存在していたのでしょうか。

戦前の日本にはなかった、という声もありますが、それは本当でしょうか。

この記事では、アレルギー疾患が一体いつから問題になったか、ということについて解説したいと思います。

 

縦棒  戦前は花粉症はなかった

まず、たとえば花粉症ですが、花粉症の原因(アレルゲン)としては「杉花粉」が挙げられます。

また、花粉症の「増加の原因」については、日本が戦後に行なった杉の植林事業によるものだ、という意見が一般的です。

しかし、戦前には花粉症はなかった、と医師の内田義之氏は語っています。

日本人は、杉花粉のなかで生きてきましたが、戦前は花粉症などはまずありませんでした。杉の香りはすごくいい香りだったわけです。杉でもって癒やされることはたくさんあったはずです。

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僕の祖母も戦前の生まれですが、一度も花粉症にかかったことはありませんでしたし、周りにも花粉症のひとはいなかったと言います。

それは戦後の大量植林が起こる前の話で、近くに杉がなかったからでしょうか?

いいえ、祖母は、子供の頃から杉の木の周りで遊んでいたと言います。

杉花粉をいっぱいに浴びながら、花粉症にはならなかった。これは祖母だけに限った話ではないでしょう。

そもそも、杉の植林によって花粉の量が増えたということが花粉症増加の原因なら、他のアレルギー疾患の増加は説明できません。

食物アレルギーの代表的なアレルゲンである卵や小麦、甲殻類などの摂取量が、戦前と比較して特別増加したとは思えません。

それにも関わらず、食物アレルギー自体は増えている。

このアレルギー疾患全般の増加傾向について、先ほどの内田医師はやはり「戦後」であると語っています。

アレルギー疾患が急激に増えてきたのは、第2次世界大戦後です。気管支喘息は、戦前は人口の1%以下で、それほど多い病気ではありませんでした。ところが1980年代、90年代はWHO(世界保健機関)のデータで、日本でも5~10%ぐらい、米国で約10数%、オセアニアで約30%になっています。

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そして、最近では、食物アレルギーがある子は10人に1人とも言われています。

 

 

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2018-08-06 | Posted in からだと自然

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