自然栽培と政治家|無農薬、無肥料の自然栽培を推進する、数少ない国会議員 | コップのお話
 

政治と経済

自然栽培と政治家|無農薬、無肥料の自然栽培を推進する、数少ない国会議員

     
Glass Story

政治家、特に国会議員で、自然栽培農業を推進しようと動くケースは稀です。

それは「既得権益」と呼ばれるように、農薬や肥料の販売や推進を利益にしている人々が多いからでしょう。

その自然栽培の推進派の数少ない政治家たちが、岡山県に存在します。

その一人が、参議院議員の片山虎之助氏です。
 

氏は、かつて国会でも、当時の野田首相に「自然栽培を知っていますか。無農薬、無肥料、無除草剤の、奇跡のりんごの自然栽培」と熱く主張しています。

この自然栽培を、もっと農水省でも奨励し、地産地消と一緒に推進していくべきだ、と。

参照 : 2012.参院予算委員会(40:00~42:33

 

また、もう一人、岡山選出の衆議院議員のあいざわ一郎氏も、自然栽培の取り組みに関心を持ち、Twitterなどでも発信をしています。

参照 : NPO法人岡山県木村式自然栽培実行委員会
 

もちろん、他の政策に賛同できるかどうかは分かりません。

でも、この一点だけは全面的に賛同したいと思います。

確かに、自然栽培に転換すると収穫量が減り、一時的に農家の収益が減るかもしれません。

だったら、そういう農家の方々こそ補助金で支援すべきだと思います。

その地域の住民たちも、国民も、自分たちの食と環境を、より優しく、より美しいものにしてくれる、維持してくれるための費用なら、税金も抵抗なく支払えるのではないでしょうか。
 

しかし、農業の自立のための「産業化」というのは、それとは全く逆行しているでしょう。

産業化、企業化を進めたら、そのような「目には見えない共有財産」は、効率化、リストラクチュアリングによって削られていきます。

企業は、その町の風土や子供たちの長期的な健康よりも、短期的な収益と、国際的な競争で勝利することを念頭に置く。

広大な土地を有する米国や中国と価格競争となったら、大量の化学肥料や遺伝子組み換え作物に手を出すのも仕方がないでしょう。
 

海外でも「オーガニック」を標榜して魅力的な町づくりをしている地域は多数あります。

これからますます、それはオーソドックスな形になっていくでしょう。

日本も、自然栽培の普及を根幹に据えた〈自然〉の保全を、党を越えた共通の方向性として押し進めていってほしいと思います。
 

ロラン島のエコ・チャレンジ―デンマーク発、100%自然エネルギーの島

グリーンネイバーフッド―米国ポートランドにみる環境先進都市のつくりかたとつかいかた

グリーンネイバーフッド―米国ポートランドにみる環境先進都市のつくりかたとつかいかた

2015-11-10 | Posted in 政治と経済