不思議の国のアリス症候群 | コップのお話

不思議の国のアリス症候群

 

不思議の国のアリス症候群の症状と原因と由来

 
Glass Story

縦棒 不思議の国のアリス症候群の症状

不思議の国のアリス症候群(英語 Alice in Wonderland syndrome)という名前の症状が話題になっています。

不思議の国のアリス症候群とは、知覚された外界や自分の大きさが、実際とは異なって見え、様々な主観的イメージの変容を生じさせる症状です。

典型的な症状は、眼に障害がなく外界が通常と同じように見えていると考えられるにもかかわらず、一方では主観的にそれらが通常よりも極めて小さな、または大きなものになったように感じられたり、ずっと遠く、あるいは近くにあるように感じられたりする。

例えば、子供が自分の母親が自分より小さくなったように感じたり、蚊が数十 cm もあるように見えたりする。 自分の体は逆にそれぞれ大きく、または小さくなったように思うこともある。

出典 : 不思議の国のアリス症候群

決して視力が原因なのではなく、普通に見えているはずなのにも関わらず、主観的なイメージとして極めて大きく、また極めて小さく見える、という奇妙な感覚になる、不思議の国のアリス症候群。

テレビ番組で取り上げられ、ネット上でも共感や体験談が挙がっています。

縦棒 名前の由来は?

この「不思議の国のアリス症候群」という変わった名前は、ルイス・キャロルの童話『不思議の国のアリス』に由来します。

童話のなかでアリスは薬を飲み大きくなったり小さくなったりすることから、イギリスの精神科医によって1955年に名づけられました。

ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』は、まるで実際の夢のなかのような混沌とした世界も描かれ、面白さと少しの不気味さが魅力の作品です。

縦棒 不思議の国のアリス症候群の原因

認知が低いこともあり、報告例も少なく、まだはっきりとした原因などはわかっていません。

子供の頃は割と、こうした症状を体験することも多いようですが、大人になっても発症するという場合、多くは偏頭痛持ちであることが分かっています。

またうつ病の前触れであることや、向精神薬によっても『不思議の国のアリス症候群』の症状が出ることもあると言い、幻覚的なものの一種と考えられます。

夢のような感覚が現実になることから、疲労やストレスなどの影響も否定できません。

2019-05-22 | Posted in こころNo Comments »