不思議の国のアリス症候群
不思議の国のアリス症候群の症状と原因と由来
Glass Story
不思議の国のアリス症候群の症状
不思議の国のアリス症候群(英語 Alice in Wonderland syndrome)という名前の症状が話題になっています。
不思議の国のアリス症候群とは、知覚された外界や自分の大きさが、実際とは異なって見え、様々な主観的イメージの変容を生じさせる症状です。
典型的な症状は、眼に障害がなく外界が通常と同じように見えていると考えられるにもかかわらず、一方では主観的にそれらが通常よりも極めて小さな、または大きなものになったように感じられたり、ずっと遠く、あるいは近くにあるように感じられたりする。
例えば、子供が自分の母親が自分より小さくなったように感じたり、蚊が数十 cm もあるように見えたりする。 自分の体は逆にそれぞれ大きく、または小さくなったように思うこともある。
決して視力が原因なのではなく、普通に見えているはずなのにも関わらず、主観的なイメージとして極めて大きく、また極めて小さく見える、という奇妙な感覚になる、不思議の国のアリス症候群。
テレビ番組で取り上げられ、ネット上でも共感や体験談が挙がっています。
明日21日(火)よる9時から「まさかの心の病 恐怖症SP」❗️
ある日突然「ママが怖い」と言い出した娘…実は娘の目には、母の顔が巨大化して見えていた!物が異常に大きく見え、自分の体が巨大化…子ども達がかかる謎の症状「不思議の国のアリス症候群」とは?#仰天ニュース#笑福亭鶴瓶 #中居正広 pic.twitter.com/YvBKti2AMn
— 【公式】ザ!世界仰天ニュース (@gyoten_ntv) 2019年5月20日
今話題に上がってる不思議の国のアリス症候群だけど、自分も小さい頃熱とか出た時に物が異常に大きく見えたり小さく見えたり布団が起き上がれないぐらい重かったりテレビの音がありえないぐらいうるさく聞こえたりって経験あるからその症状に名前があったことに驚いた!
そして研修に向かうのであった— 月岡あぜば (@HP9999999999) 2019年5月21日
仰天ニュースでやってた不思議の国のアリス症候群、ちっちゃい時わいもそれだったんだけど 病院の先生から「俺も昔そうだったよ〜〜そういう時は触って確かめてごらん!大丈夫!」って軽く言われてからわりと短時間で治ったから先生ってすげえって思ったな当時
— 咲いか🦑 (@yoneken_anemone) 2019年5月21日
不思議の国のアリス症候群、私も覚えある
対面してる人との距離がかなり遠くに感じて景色も魚眼レンズの逆バージョン見たいに歪んで見えてくる
確かに目の前に立ってるのに何メートルも離れてる様に見えて感じる
主に怒られてる時になってたし、今も物凄いストレス感じてると時折なる— 紫月和泉@しづきいづみ (@Smile0215A) 2019年5月21日
僕も不思議の国のアリス症候群なんだけど同じ人に出会ったことなくてモヤモヤしてたときに当時付き合い始めた嫁さんに「え?!私もAlice in Wonderland syndrome!一緒だね!」って言われて喜びより先に「英語だとなんかカッコいいな」って嫉妬した
— 🈂️ラ彡🅿︎ℹ︎ッシァᵈ͙ᵃ͙ʷ͙ᵍ͙ (@salamipizzadog) 2019年5月21日
名前の由来は?
この「不思議の国のアリス症候群」という変わった名前は、ルイス・キャロルの童話『不思議の国のアリス』に由来します。
童話のなかでアリスは薬を飲み大きくなったり小さくなったりすることから、イギリスの精神科医によって1955年に名づけられました。
ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』は、まるで実際の夢のなかのような混沌とした世界も描かれ、面白さと少しの不気味さが魅力の作品です。
不思議の国のアリス症候群の原因
認知が低いこともあり、報告例も少なく、まだはっきりとした原因などはわかっていません。
子供の頃は割と、こうした症状を体験することも多いようですが、大人になっても発症するという場合、多くは偏頭痛持ちであることが分かっています。
またうつ病の前触れであることや、向精神薬によっても『不思議の国のアリス症候群』の症状が出ることもあると言い、幻覚的なものの一種と考えられます。
夢のような感覚が現実になることから、疲労やストレスなどの影響も否定できません。