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コロナ、西浦教授「8割削減」の嘘? 間違い?

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コロナ、西浦教授「8割削減」の嘘? 間違い?

この数ヶ月のコロナの騒動を追いかけながら、色々と考えたことのうち、一つの素朴な違和感をもとにクラスター班の西浦教授への疑問をざっくりと考察したいと思います。

当初、政府の専門家会議は、新型コロナはどうやら無症状や軽症も多く、致死率もそれほど高くないから、無症状や軽症者は家で自然に治るのを待ってください、という方針でした。

早期発見が早期治療にも繋がらないし、無症状も多い以上、不安が先行して検査を希望するひとが殺到すると医療が疲弊するリスクも高まります。

そもそも不安感が強いひとも多くなっている現代社会、ちょっとした理由で救急車を呼んだり、暴力的な患者(モンスターペイシェント)も増えていますし、不安のあまりなにもかもが全部コロナに思え、医療従事者に多大な負担がかかる、というリスクは容易に考えられます。

不安が原因の場合、検査のそもそもの正確性の限界や、帰り道にまた罹っているかもしれない、となることから、検査は安定剤の役割は果たしません。

入院しているコロナの患者を診た医師もインタビューで語っているように、「静養」によって患者の力で自然に治ってもらうのを待つ、という以外にありません(風邪やインフルエンザと同様、多くは自然治癒する病気でもあります)。

インフル発症対応、世界標準は「検査も治療も必要ない」

また、専門家会議や政府は、過剰な封鎖や外出制限など社会生活を止めることも(法律でも限界がありますが)、それほど積極的ではなかったように見受けられます。

それは、無症状や軽症も多いので、最初からゼロにしたり、入ってきたものが広がるのを止めるのは絶対に不可能だという考えもあったのでしょう。

日本への侵入は検疫で食い止められると考えた人もいましたが、私は絶対無理だと言っていました。感染症の侵入をゼロにすることは、不可能に近いことです。潜伏期間が長く、症状がなかったり軽かったりする人も多いと、なおさらです。

出典 : 「コロナ、そこまでのものか」専門家会議メンバーの真意

無症状、軽症も多く、人が行き交うグローバル社会なのですから、驚異的な感染速度なら尚のこと、気づいたときにはもうとっくに国内に入っているでしょうし、「封じ込める」「ゼロにする」というのは不可能でしょう。

もし、強引に「絶対ゼロ」を目指せば、水際対策や封鎖、監視社会が相当厳しくなります。

無症状も多い感染症を、その「疑いのあるひと」まで絶対ゼロ、撲滅となれば、徹底的な監視社会になり、即時隔離となります。

たとえば一人の感染者が見つかる。

その一人が、満員電車に乗り、カフェに行き、ジムに行き、友人の家に行く。その過程で「感染したかもしれない」ひとを全員探し出す。

その全員を検査し、陽性が出ればまた全員隔離。その上で、その陽性患者の一人一人が「感染したかもしれない」ひとを全員探す、といった風に延々続くことになります。

そんなことは不可能です(それはロックダウンなど厳しい措置をした国々でも結局蔓延していることからも分かります)。

さらに、その後も、延々と鎖国を続けるか、今後感染の疑いのある国々とは交流を閉ざす必要も出てきます。

現在台頭しつつある生権力(かつて思想家のミシェル・フーコーが提唱した概念で、人間を家畜のように捉える権力)は、感染拡大防止という「絶対善」とGPSのような監視技術に結びついているため、はるかに強力である。韓国や台湾では初期からスマホの位置情報で感染者の行動を監視している。欧州も始めている。

ビッグデータの利用はさらに多くの国で行われている。米国ではスマホ監視により集会が確認され警察が出動したと伝えられる。位置情報は究極のプライバシーだし、集会がなければ政治的自由もない。数カ月前ならいずれも非難の大合唱が起こったはずだが、いま異議を唱える声はほとんどない。世界はコロナの恐怖に駆り立てられ、自由や人権についての議論をかなぐり捨てつつある。

出典 :  東浩紀「緊急事態に人間を家畜のように監視する生権力が各国でまかり通っている」

ちなみに、水際対策や封鎖の類は基本的には「ゼロ」にすることを目的にするものではなく、「感染速度を遅らせる」ためのものです。

これを勘違いしているひとが多いように思います(そして、ほんとうに遅らせる効果があるという根拠があるのか、経済への甚大なマイナスや虐待の増加、精神面の悪影響、高齢者の運動不足による別の病の増加など、数々の負の側面を帳消しにするほど素晴らしい効果をほんとうにもたらすのかは、わかっていません)。

結局、当初専門家会議は、蔓延はやむなし。その代わり重症者に注力し、死者数を減らす、そして社会生活はある程度維持、という方針にしたようです。

これは極めて現実的な判断だったと思います。

つまり、潜在的な感染者は多いかもしれないことは仕方がないとし、高いハードルを設けて検査を絞った、ということです。

この時点では、感染者が日本でも多いだろう、多くなるだろう、というのは前提(想定内ないしは戦略通り)でした。

もし倍々に膨れ上がっていくような激しい増加があるとしたら、一月、二月など、この初期の時点でしょう。二、三ヶ月経過した「今」ではなく。

そして、個人的には反対ですが、ロックダウン云々も、するならこの初期の段階の議論です。

イタリアより中国人観光客が多く、イタリアより高齢社会で、特に密集した東京。もし爆発的感染力なら尚更、確実にウイルスにとっても好環境な寒い一月、二月で相当広がっています。

無対策で40万人が死ぬというなら、とっくに数十万人が死んでいます。

東京の介護施設で集団感染や謎の死者続出が起きているでしょうし、普段はもちろん、コロナの問題も取りざたされている状況では隠蔽のしようもありません。

欧米が感染速度が早いのは、ハグなどの習慣のせいという声もありますが、それなら中国や韓国も同じような速度である理由になりません。

日本も諸外国と同じ速度で流行り、ただ検査を絞っていたので顕在化しなかっただけ、すでに一月、二月の段階で蔓延している、と考えるほうが自然ではないでしょうか。

新型コロナは8割が軽症である。無症状で経過する人も相当数いる。日本には春節前から多くの中国人が訪れていた。あくまで推測の域をでないが、既に日本人の多くが自分でも知らない間に感染しているかもしれない。そうであれば、先に示した集団免疫の作用で感染爆発は起こり難い。

出典 : 日本で新型コロナが「感染爆発」しない理由

不思議なのは、途中から専門家会議の方針が変わり、クラスター班、クラスター対策などと言うようになってから「一月、二月は流行っていない計算」になっているのでは、と感じることです。

徐々に検査も浸透し、ただ蔓延していたなかで「発覚者」が増え出しただけではないかと思うのですが、その「発覚者数」が「実態」だと思い込んでいく。

なぜか「流行っていなかった」という前提になり、感染者の上がり具合を見ながら、この「増加傾向」は他の国々と一緒だ、このあと「二週間後」に「指数関数的な増加になる」可能性がある、と言われるようになる。

でも、いつまで経っても指数関数的な増加にはならず、自分たちの想定する計算と合わないから、いつまでも「二週間後」に感染爆発する、などと脅し続けることになります。

最初は、あくまで戦略通り、検査をしていないから実態は把握できないことは前提で、少なくとも「見えない感染者はたくさんいるだろう」ことは理解していた(はず)。

それが、なぜか丸々抜けます。

今、我々は封じ込められていて、ぎりぎりで蔓延していない、という話になる。

間違った前提で計算すれば、間違った結果が出て、間違った対策をしようとする。

西浦教授は、日本では、これからがピークで、無対策なら最悪40万人以上が死亡、と試算します。

やたらと恐怖ばかり煽る数字を出し、その最悪の事態を避けるための対策として「接触8割削減」以外にない、という風に言います。

しかし、そんなことが本当にありうるでしょうか。

中国も、韓国も、インドネシアも(理由は分かっていませんが、アジアは死者数がどこも少ない)、イタリアも、ドイツも、アメリカも、イギリスも、フランスも、感染が急激に広がり、ピークを迎え、(集団免疫の影響か)収束に向かったり、迎えつつある。

しかも、ロックダウンなどで強引に「遅らせる」方針の諸外国がどんどん感染拡大しているのとは反対に、一月からほぼ無対策で、それほど神経質になっていなかったのでウイルスも拡大し放題のはずの日本が、なぜいつの間にか追い抜かれ、二週間遅れて追いかける側になっているのでしょう。

ロンドンの市長選で、東京で五輪ができないようならロンドンで、と言っていたのも記憶に新しいと思います。

ウイルスが、いったん侵入したものの、そして無対策で広がる条件も揃っているものの、日本でだけいったん立ち止まり、他の国々に抜かれてから、しかも暖かくなると弱くなると言われているウイルスが、急に猛ダッシュで激増する、などという可能性があるのでしょうか。

もし、ロックダウン云々と言うのであれば、ウイルスにそのような特性や可能性が、ほんとうにあるのか、ということも(ロックダウンの効果や生じる多大な副作用への対策とともに)議論してから判断すべきだと思います。

1人の感染者が2・5人に感染を広げ、新たな感染が起きるまでに平均4・8日かかると仮定。無対策なら重篤患者が85万人、死者は42万人。これを避けるには接触を8割削減するしかない。

これが西浦教授の試算です。

この試算を、「検査を絞っていた一月、二月頃に流行っていたかもしれない」という可能性を排除していることが、意図的な嘘なのか、間違いなのかわかりませんが、「ズレ」の原因だと思います。

加えて、もう一つ、変だと思うのは、「隠蔽しているだろ」という主に左側からの批判です。

隠蔽というか、もしかしたらそういう政治的な思惑もあったのかもしれませんが、「検査を絞る」というのはそもそも戦略通りだったわけです。

おそらく隠れ感染者は多かったでしょう。

そして、それは本来政府の専門家会議も隠すつもりはなかったはず。

批判する側には、「隠蔽しているだろ、もっと感染者は多いはずだ、だからこれからピークが来るはずだ、早くロックダウンしろ」というひともいますが、それは論理がおかしいと思います。

本来、「隠蔽しているだろ、もっと感染者は(一月二月の段階で)多かったはずだ、それを考慮すればピークはすでに終えているはずだ。それなのに嘘のリスクで煽って、緊急事態宣言など強権的なことをしようとしてるだろ」と批判するなら分かります。

今政府側も「前提」を取り違え、「流行っていなかった」ことにしています(先ほども言いましたが、意図的な嘘なのか、混乱した間違いなのかわかりません)し、左側も「反対」が先行した結果歪んだ方向に行っているので、結局日本で感染がこのまま収束しても、なにがどうなってなにがよかったのか、よくわからないままになるでしょう。

個人的には初期の日本はよかったと思いますが、よく似ている ── 無理やり封じ込める方針に向かわず、重症者に注力、「感染拡大防止」「人権」「経済」のバランスを保った緩い対策を取っている ── スウェーデンは、専門家も首相もビジョンを共有し、国民に説明し、国民も納得しているようです(支持率は20%近く上昇)。

 

スウェーデンの動きは以下のブログの記事で丁寧に解説されています。

>>コロナの今、スウェーデンで暮らして思うこと swelog weekend

 

日本は、説明がなかったことが問題なのと、加えて、無作為で1000人くらいでも検査をして一月、二月の時点のなんとなくの全体像も把握しておくべきだったと思います。

そうすれば「推移」が見えるので、今のような不思議な混乱は少なかったかもしれません。

でも、そうしたことを行わなかったので、あ、もうわからないままでもいいんだな、専門家会議も覚悟しているんだなと思っていたら、「わからない」を「ない」にしてしまって、日本は一、二月は流行っていなかった、ということになってしまっているのです。

なぜか。そして、誰も、マスコミも政治家も、その可能性を指摘しません。

西浦教授という一人の科学者が、人々の生活や経済の影響まで甚大な影響を与えかねない方針を提示することそのものが歪んだ事態だと思います。



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2020-04-22 | Posted in からだと自然

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