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新しい生活様式はいつまで続く? 由来は?

Glass Story
新しい生活様式はいつまで続く? 由来は?
厚労省が発表している「新しい生活様式」。
なぜ厚労省が国民の生活様式や、経済のあり方まで変える様式を、半ば押し付けるように発信しているのか、また、そもそも本当に必要なのか、といった議論はあります。
このことも、無批判で受け入れる姿勢では駄目で、それぞれがしっかり考える必要があるでしょう。
実際、専門家会議のメンバーである岡部医師も、「新しい生活様式は、厳密にその通りにしなければいけないものではなく、一メートルが九〇センチなら駄目か、と言ったらそんなことはない。あくまで目安ですが、それが一人歩きしているのはよくないと思います。」と語っています。
別のメンバーである武藤教授も、「出すなら有効期限を明確にしたほうがよかった。」「国や専門家会議が人々の暮らしに立ち入っているのではないか、とモヤモヤしている。」「これらを全部実践し続けたら、新型コロナの感染リスクは下げられても、生活の質が下がって、別のリスクが浮上する。そのように普及するなら、本意ではない。」「(新しい生活様式という名称も)個人的には賛同していません。」とコメント。
必ずしも、この新しい生活様式が、専門家会議の総意ではなく、むしろ厚労省の強い意向なのではないか、という気がします。
また、新しい生活様式、という名称は一体何に由来するのでしょうか。
この件については、内閣府のホームページに掲載されている「ムーンショット計画」に出自があるのではないか、と考えます。
ムーンショット計画とは、「2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現」することを目標した計画です。
このページを読むと、その文章のなかに、「新しい生活様式」という言葉が出てきます。
2050年までに、望む人は誰でも身体的能力、認知能力及び知覚能力をトップレベルまで拡張できる技術を開発し、社会通念を踏まえた新しい生活様式を普及させる。
2030年までに、望む人は誰でも特定のタスクに対して、身体的能力、認知能力及び知覚能力を強化できる技術を開発し、社会通念を踏まえた新しい生活様式を提案する。
なぜ、今回の騒動に当たって提起されたはずの「新しい生活様式」という言葉が、すでにこの目標に登場しているのでしょうか。
まず、こういう世界に誘導したい、という目的ありきで、人間と人間の距離を離し、リモートで行う、といった生活様式を喧伝しているのでは、と疑いたくなる「偶然」ではないでしょうか。
さて、それでは、「新しい生活様式」は一体いつまで続くのでしょうか。
厚労省に問い合わせたひとによれば、「収束するまで」とのこと。
厚生労働省に問い合わせ。
パト「新しい生活様式はいつまで続けるんですか?」
厚「コロナが収束するまで」
パト「収束とは?」
厚「なんらかの収束宣言が出されるまで」
パト「それまでずっと続ける?」
厚「そうです」
パト「死ぬまで?」
厚「…収束宣言が無ければそうかもしれません」
パト「」— ドロッポ医パトラッシュ (@timobobby1) June 24, 2020
収束宣言が出されなければ、永遠に「新しい生活様式」は続く、ということになります。
しかし、どうなれば収束なのか、という基準はありません。
また、風邪の一種として定着するだろう、と指摘する医師もいます(日本人が感染の被害が少ない理由としては、交差免疫説の可能性が高いと思います)。
要は、無症状も含め、検査を続ければ続けるほど、一定割合は発覚し続ける可能性がある、ということです。
もう一つ、「新しい生活様式」を終える時期、という点で気になるのは、厚労省のホームページにある記載です。
最後の部分に、「市民 お一人おひとりが、日常生活の中で〈新しい生活様式〉を心がけていただくことで、新型コロナウイルス感染症をはじめとする各種の感染症の拡大を防ぐ」とあります。
新型コロナをはじめとする各種の感染症、と対象が無限に広がるような言い回しになっています。
これでは、普段の風邪も、インフルエンザも含まれ、もはやコロナの収束とはなんの関係もなく、永遠に続けられることになってしまいます。
インフルエンザでは、毎年の死亡者は数千人から一万人と言われています。特効薬があるから、と言いますが、タミフルは特効薬ではありません(参照 : 全世界75%のタミフルを消費する日本人、インフルエンザになる前に知っておくべき薬の話)。
もちろん、風邪(風邪は正式名称を風邪症候群と言い、様々な原因によって生じる風邪の症状の総称を言います)にも、薬やワクチンはありません。
我々は、普段の風邪やインフルエンザで、検査が完璧であり、薬も備わっている、という錯覚に陥っていますが、実際には検査は完璧ではありませんし、治しているのはもともと薬ではなく体の免疫機能です。
また、コロナは無症状が多いから怖いのだ、というひとがいます。
確かに、無症状は相当多いようです(出典 : 新型コロナウイルス検査で陽性だった受刑者約3300人のうち96%が無症状だった)。
正直、無症状が多いから怖い、というロジックが分かりませんが、仮にそうだとしても、インフルエンザも、デング熱も、無症状は多いです。
ノロウイルスも無症状はあります。僕たちが、気づかないうちにウイルスと共生していただけです。
インフルエンザは、無症状が多く、先ほども触れたように年間死者数も、少なくとも日本ではコロナの数倍です。
自分が誰かにうつして殺してしまうかもしれないことを考えて、無症状でも家にいろ、マスクをしろ、という人たちは、自分が、無症状にも関わらずなにかしらのウイルスを保有しているかもしれないことを恐れて、今後も一生除菌にまみれながら、家に閉じこもり続けるのでしょうか(参照 : アルコールによる消毒・除菌 過敏症の方に配慮を|週刊金曜日)。
我々は、ほんとうに、自分たちの生活を簡単に手渡してしまっていいのでしょうか。
自分で考える、ということを譲らないようにしましょう。そして、その上での判断を、互いに尊重し合いましょう(恐れるひとがいてもよいと思います)。
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