からだと自然
海外の香害事情【世界の様子】

Glass Story
海外の香害事情【世界の様子】
ようやく日本でも取り上げられるようになってきた「香害(こうがい)」。
それだけ香害に苦しんでいるひとも増えてきたということなのかもしれません。
この香害というのは、単に香りに苦しんでいるのではなく、香料など人工的な化学物質に反応する「化学物質過敏症」の一つです。
化学物質過敏症は、アレルギーでもそうですが、肌が敏感なひとや、食に敏感なひとなど体質によってどの部位から入ってきたときに反応するか違いますし、症状も千差万別です。
さて、香害ですが、海外事情はどうなっているのでしょうか。もちろん日本人だけが罹る病ではなく、今や世界中で問題になっています。
たとえば、アメリカでも香害や化学物質過敏症で苦しんでいるひとが増加しています。
アメリカでは、成人の約13%が香りつき製品にさらされて化学物質過敏症になり、約15%が職場の香りつき製品で健康を害して過去1年間に休職や退職を余儀なくされている――。
そんな「香害先進国」の悲惨な実態を明らかにした調査結果が公表され、注目を集めている。香りつき製品の成分で体調不良になった日本の「香害」被害者には、やがて日本もこのようになるのではとの不安が強い。
また、オーストラリアでも、香害が徐々に深刻になっているようです。
以下は、2018年にオーストラリアで放送されたドキュメンタリーです。
動画は全部で10分ほどで、日本語字幕は画面右下から設定が可能です。
香害が海外でも深刻化し、また同時に対策がなかなか進んでいないことも分かります。
動画に登場する化学物質過敏症の研究者は、香害について「セカンドハンド・セント(他人の使用している香料に曝露すること)」と呼んでいます。
ちなみに、香害の一般的な英語訳としては「fragrance pollution」と言うようです。
fragrance pollutionとは
香害(こうがい、かおりがい、英: fragrance pollution)とは、香水や香りつき洗濯洗剤・柔軟剤などの香料に含まれる香り成分に起因し、頭痛やアレルギーなどの症状が誘発され、化学物質過敏症などの健康被害を生じる。
出典 : 英和辞典、和英辞典
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